『育てる本棚』の楽しみ方

皆さんこんにちは。
副店長の氣帆(きほ)です。

今回は当店の『育てる本棚』についてお伝えします。

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「CAFE木と本」という店名にも入っているように、店内には至る所に本棚があり、様々なジャンルの本が並べられています。

(本の貸し出しや販売は行っておりませんが、店内では自由に本を読んでいただけます!)

なぜ、 ”育てる” 本棚と呼んでいるのかというと…

当店の本棚は、

お客様から本をご寄贈いただくことで蔵書が増え育てていく「本棚」だからです。

木と本をご利用されたことのある方でも、意外とこの仕組みについて知らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

1階奥のLIBRARY
こちらは1階奥のLIBRARYの本棚。店内の本の一部ですが、改めて考えると、こんなに多くの本をご寄贈していただいたことに驚きと感謝の気持ちで一杯になります

ある日の出来事

先日、本に関することでこんな出来事がありました。


年明けの営業日、店内を歩いていると一人のお客様から声をかけていただきました。

その方は一冊の本を手にしていて、

「本の中に線が引いてあるのですが、これは誰かが読んだものですか?」

と尋ねられました。


お客様に当店の本棚の仕組みを説明して、

「ご寄贈本であるため、中には元の持ち主の方が読まれた時の痕跡が残っていることもあるんですよ。」

とお伝えすると、

「面白い仕組みですね!
 線が引いてある箇所に自分も凄く共感した部分が多くあって…。
どんな人がどんなことを考えならがら線を引いていたのかな〜と気になっていました!」


笑顔でそう言われて、元のお席へと戻られました。



当店の本棚の仕組みに共感していただいたことも嬉しかったのですが、その仕組みによって本を通じた出会いや感情の動きがあることって素敵だなぁ。と感じた出来事でした。


「育てる本棚」の楽しみ方

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冒頭でお伝えしたように、店内には多くのお客様からご寄贈していただいた様々な本があります。

お客様の様子を見ていると、その楽しみ方も人それぞれのようです。



一緒に来られたご友人と占い本や旅行雑誌を読まれて盛り上げる方、

お子様との待ち時間に絵本の読み聞かせをされる方、

勉強の合間に、気になった本を少し読まれて、また勉強に戻られる方、



などなど…。

そして、育てる本棚ならではの楽しみ方として、

今回のお客様のように

「どんな人が以前読まれたのかなぁ」

と想像してみるのも面白いですね。

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この写真の本のように、ご寄贈してくださった方の簡単な情報が貼ってある本も多くありますよ。


本を寄贈したい時には

当店へ本のご寄贈を希望される際には、お気軽にスタッフにお声がけください。

心ばかりではありますが、お礼としてお代わりドリンクの割引チケットをプレゼントさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

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ライフスタイルのすぐそばに。

CAFE木と本



文責 副店長 氣帆